今日のニュース

今日、大手電機メーカーNECの100億円を超える所得隠しを指摘されたというニュースがありました。

NECは、香港の通信事業会社に出資しましたが、提携効果が得られなかったことから2008年に撤退。その際に支払った補償金が、今回の争点となったようです。

記事によると、契約で定められた額だけではなく、上乗せする形で100億円以上を支払い、NECはその金額を損金扱いしたようです。
結局、国税局は上乗せ部分に関しては損金に算入することができない交際費に当たると判断したようです。

大企業でも中小企業でも、当初の契約と異なった場合や、上乗せ部分があった場合は、気をつけなければいけないと思いました。

杉山 瞳