達磨大師

酒井です。


わが家の宗派は曹洞宗禅宗の一派です。
禅宗の開祖と言えば、手足の無い人形で有名な達磨大師で、
何故達磨人形には手足が無いのかというと、
達磨大師が修行のため洞窟に籠り九年間も岩壁
と向かいあって坐禅を組み(面壁九年)、
悟りを開いたものの、手足が腐って落ちてしまった、
というエピソードに由来しています。


ちなみに、禅の真髄とは「心身脱落」すなわち
精神や身体のこだわりから離れた境地を達成することで
そのためには「只管打坐」ひたすら坐禅することが
必要だと言いますが、達磨大師のエピソードは
まさにこの真髄をあらわしている、と最近思いました。